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トップインタビュー信州

建設コンサルタント

日本綜合建設株式会社

代表取締役社長  美谷島寿一 氏

■業界の概要と企業の概要

美谷島社長

 「誰よりも地域とヒトを想う企業へ」を合言葉に、地質調査・斜面防災工事のエキスパートとして、災害多発地域である長野県で実績を築き、創立60年を迎える。
 東日本大震災後、全国的にも災害対策意識が高まり、ゲリラ豪雨などが増え土砂災害リスクも高まるなか、「地質調査・設計」から、斜面崩壊を防ぐ対策工事まで一貫して対応できる強みを生かし、災害を未然に防げるよう地域の暮らしと人命を最前線で守る。

■事業と強みと今後の展開

「土のなか」にこだわって60年

 昭和32年に地下水開発の井戸掘削事業で創業して以来、弊社は「土のなかのこと」に特化し、独自性を大切にしながら、今年で創立60年を迎えました。
 「土のなかのこと」という軸を持ちながらも、上下水道の整備が始まった昭和30年代は上下水道工事を、団塊の世代が結婚適齢期になり住宅需要が増えた昭和40年代には、宅地開発に伴う建築の基礎地盤調査や下水道整備へと、事業の中心を移し、現在は土砂災害対策のための砂防工事や地質調査をメインに展開しています。

 長野県は山脈に囲まれた特有の地形で、地すべりや土砂災害のリスクも高く、砂防工事や土砂災害対策の重要性は防災・減災の視点からも注目されています。人口減少で、公共事業が必要とされる分野も、従来の道路の建設、維持管理から災害対策へと変わってきていますので、弊社が得意とする土砂災害対策のための地質調査へのニーズは今後もより一層高まると考えています。

「調査・設計」から「施工」まで
一貫対応できるからこそ、できることがある

美谷島社長

 この仕事は自然が相手なので、「業務を進めていたら、軟弱な地盤がでた」「予想以上の豪雨で地盤が崩れた」など、想定外の事態が発生することも多く、当初の設計通りに進むほうが珍しいくらいです。このように予期せぬ事態が起きると、一般的には、調査・設計と工事の施工をそれぞれ別会社で請け負うため、計画の調整・修正に時間がかかってしまいます。
 しかし弊社には技術部と施工部があり、災害対策の調査・設計から施工まで社内で一貫して行っているので、予想外の状況になっても各部で連携して柔軟にスピーディに対応できます。これが弊社の特徴でもあり、大きな強みでもあります。 

長野県優良技術者も続出
社員の成長は全面的にバックアップ

長野県優良技術者

 「土のなかのこと」にこだわった、地質調査と土砂災害対策のエキスパート集団という自負もありますので、人材育成には特に力をいれています。資格取得に関連する様々な費用(受験料、交通費、宿泊費など)の負担や、取得後の資格手当など、費用面のサポートもありますし、先輩社員による資格取得のための勉強会や、論文・面接指導など、学習支援も手厚く行っています。
 また資格取得後も、社員を国の研究機関に派遣したり、学会での論文発表を積極的に推進するなど、更なる研鑽を続けていけるよう支援しています。

 趣味のランニングと仕事を兼ねて、長野県縦断駅伝で走るコースの地質を論文にまとめるなど、「土のなかのこと」が好きで向上心・知的探求心の高い社員も多く、長野県優良技術者表彰ではこの5年間に4度表彰されました。1度に3名の社員が表彰された年もあり、それは県内でも非常に珍しいことなので、入社後も継続的に自分の専門性を高めていきたい方にとっては、先輩社員からいい刺激を受けられる環境ではないかと思います。

これからも土砂災害対策と地質調査のエキスパートとして

 今までは、斜面防災をメインに行ってきましたが、今後は「土砂災害対策と地質調査」という得意分野を活かしながら、土石流対策や砂防堰堤などの分野も積極的に取り組み、事業の柱を増やすことを視野にいれています。

 防災・減災に対する意識は、今後さらに高まっていくと見込んでいます。「土の中のことしかやらない」という先代が残してくれた「ニッチな産業にこだわる」という智慧を活かし、ニッチな部門にこだわるからこそ実現できる高い専門性を持って、これからも地域の安全に貢献していきたいと考えています。

■求める人材像は・・・

地域貢献しながら、知的探求心も満たされる
そんな働き方に興味がある方

 地質に関する学部がある大学は、全国の国公立と私立合わせても数校ほどしかありません。そのなかから、地質を学び、その専門知識を地域貢献のために活かしたいという明確な意識を持った社員が弊社には集まっていますので、社内は「この仕事が好き」「誇りをもって取り組んでいる」という人間ばかりです。
 また地質調査は、探求心を持って考え抜くことが仕事になります。地域で受注と調査を重ね、「点」でわかっていたものが「線」になり、やがて「面」になってその地域の歴史や地形・地質が解明されていくのは、身震いするほどの達成感があります。さらにその調査結果も、日本地すべり学会など様々な学会で発表し、全国レベルの人と交流するので、自己研鑽の面でも刺激を受ける機会は多いと思います。

 自分の専門性を高めることで、地域貢献ができる。自らの知的探求心を満たす喜びと、地域貢献を感じるやりがいをどちらも感じられるのがこの仕事の醍醐味です。ご興味がある方は、ぜひご応募ください。

■ウィルウェイズが語る、エピソード オブ "社長"

 「土のなかのこと」にこだわり、ぶれない軸を持ちながら、時代のニーズに合わせて主力事業を変える柔軟性。そんな企業としてのしなやかさに興味を持ち、お話を伺っていると、創業者の先代社長の驚くようなエピソードがでてきました。

「先代は本当に、スケール感の大きな人でした。子どもの頃から、花を栽培している人から買い取り、それを売ってお小遣いを稼いでまだ誰も持っていない時代にラジオやスキーを買ったり、戦後満州で捕虜になった時には、収容所の肥溜め掃除をビジネスとして始めて利益をあげて、分配したり...」

現代でいえば、子どもがちょっとしたアイデアで利益をあげて最先端のAIスピーカーやロボットを買うような、そんな感覚だったのではないでしょうか。捕虜になった場所でビジネスを展開するとは、まさに型破りですが、そんな発想をする方が創業した地域密着の事業だと思うと、日本綜合建設社のまた違う一面をみた気がしました。

「私は文系出身で、土木のことを何も知らなかったので、何でも覚えるという気持ちで取り組んできました。あるとき何もわからないまま当社でだれもやったことのない揚水設備の設計と施工を私が担当する羽目になり、大変苦労したことを覚えています。先輩に認めてもらうようになった頃、『お前はよく頑張ったけど、そのDNAは両親から受けつぎ、頂いたものだ。それを大切にしなさい』と言われたのをよく覚えています。豪快な父には、なかなか叶いませんけど...笑」

 新しい社屋の前には、創業の思いを受け継ぐべく、出発点となった「井戸」が季節の花々に囲まれて設置してあります。美谷島社長と社員の杉山さんの取材を終え、その井戸をみてみると、先代社長のしなやかなDNAは確かに受け継がれているように感じました。



※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。(2017年12月)

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