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ソフトウエア

株式会社マイネットシステム

代表取締役  丸山昭伊 氏

■企業概要

「お客様にとってより身近な存在となって、お客様一人一人のネットワークを作る手助けをしたい」と2000年に会社を創立して以来、長野県を中心とした地元企業顧客を対象とした業務アプリケーションや組み込みシステム(ファームウェア)の開発を行う。県内だけでなく首都圏にも積極的に進出し、金融システムの開発・保守業務なども手掛ける。

■事業と強みと今後の展開

東京での人脈を活用し開発案件も増加傾向に

近年の経済政策で増益する企業も増え、企業のIT投資も増加傾向にあり、日本情報システム・ユーザー協会が行った2015年度のIT予算を調査でも、4割強の企業が2014年度より予算を増やすと回答しました。

こうした背景からシステム開発案件は増えていますが、IT業界は東京がシステム開発の中心地となっています。そこで弊社では、私自身が東京のシステム開発会社で長年勤めた間に培った人脈も活かしながら、東京の案件を松本市の同業他社と共に開発しています。現在開発の約7割は東京の案件となっており、首都圏の顧客ネットワークで開発案件を開拓できることが弊社の強みとなっています。

マイネットシステムなら上流工程にも関われる

弊社のシステム開発は、組み込み系や証券業界の金融システムがメインで、現在はサービス業関連の案件が増えてきています。さらに地方の工場の案件も増え、市内のパートナー企業と一緒に開発を進めています。

こうした開発環境のなか、一次請けのシステム開発会社と共に提案・企画を行うなど、開発の上流工程にも関われるのが弊社の特徴です。

下流工程にしか関われないと、決まったプログラミングを組むことが主な仕事になってしまいます。
その点、大きなプロジェクトなら5000万~1億円規模もある案件の上流工程に関われるのは、エンジニアにとっても大きなやりがいや目標になるのではと思います。

3年後には社員50名を目指して

現在の弊社の課題はマンパワー不足と、人材の層がまだ薄いという点にあります。
システム開発は、「人が財産」です。マンパワーが足りなければ、せっかく開発の話をいただいても引き受けられません。また、人材の開発スキルを高める必要もあります。

そこで弊社ではより多くの案件に対応できるよう、3年後に社員50名体制を目指して採用と人材育成に力を入れています。教育体制はいろいろ試行錯誤しながらですが、まずは外部の社会人研修を活用し、社内ではシステム開発に必要なセキュリティやコンプライアンスに関する講習会を開くなどでリテラシーの向上に努めています。

50名体制が実現すれば、開発案件の幅も広がり、売上や業績に影響し、社員の待遇面ももっと向上させることができます。そのためにも、当面は従業員の拡大を目標にしていきたいと考えています。

■求める人材像は・・・

何でもいいから「夢」を持って仕事に取り組めるように

入社する社員には、何でもいいので「夢」や「目標」を持ってほしいと思っています。今は「そこまで頑張らなくてもいいじゃないか」という人も多いですが、それでは何となく1日が終わってしまい、とてももったいない話です。

「夢」や「目標」があるからこそ人は頑張れます。私自身も、この年になって「もう少しやってみたい」という目標ができて考え方や生活も変わりました。

「夢」や「目標」といっても、例えば「保守のスペシャリストになりたい」「上流工程で仕事がしたい」でもいいですし、「結婚して家を建てたい」「裕福な暮らしをしたい」など仕事に直接は関係のない人生の目標でもいいのです。

今のパナソニックを一代で築いた松下幸之助氏は、「志と情熱」をとても大切に考えていました。二流の大学を出てお金をたくさん稼ぎたかったら、人の倍は努力し、倍の汗をかかないといけないと。私自身もそれは痛感しています。

だからこそ、「これを目指して頑張れる」という「夢」や「目標」、それを達成するんだという情熱を持っているような方にぜひ持って入社していただきたいですね。

人との「出会い」を大切にできる人が仕事を創る

人との「出会い」はたとえその場では何も始まらなくても、後になって他の仕事に繋がる可能性があります。「出会い」は「チャンス」で、人生でどれだけの人に出会えるかが大切だと思っています。

だから私も「出会い」を作る努力をしますし、一度出会った方とのご縁は簡単に切ることはしません。うまくいかないことがあっても「その原因はお互いに半々」くらいの気持ちで考え、「出会い」を大切にしてきた結果、多くのご縁で開発案件も拡大してきました。

「出会い」を大切にすれば、仕事や人生のチャンスは広がります。このような考え方を大切にできる方のご応募をお待ちしています。

■ウィルウェイズが語る、エピソード オブ "社長"

ご結婚をされてから25年間、東京のシステム開発会社に単身赴任。週末のたびに長野に帰ってくる生活を続け、「さらにもう15年この生活を続けるか、それとも起業するか」という葛藤があり、所属していたシステム開発会社と交渉し一部資金の提供を受けて「起業」の道を選びました。

「妻が豊科出身の一人娘だったので、松本で起業することを選びましたが、私自身は東京出身なので、当初は友達も知り合いもいませんでした。3年くらいは赤字でしたが、東京での人脈とご縁でここまできました」

そして16年前に3名で事業をスタート。最初の3年間の苦しい時期を乗り越えて事業は拡大し、今や50名を目指す勢いとなったマイネットシステム。丸山社長にも成長の過程で様々な思いがありました。

「私も若くはありません。途中、借金までして無理をしなくてもいいんじゃないかと思うこともありました。しかしだんだん欲がでてきて、『もうちょっとやってみたい』『もう一花咲かせてみたい』と思うようになってきました。
東京を離れ地方を中心に会社を立ち上げた今、地方の人材を育成しながら、地方でシステム開発をする場をもっと創り出すことで、社会に貢献できればと思っています」

人口減や雇用減に悩む地方自治体の活性化を目指した「地方創生」が流行語のようになっていますが、それでも地方移住がなかなか進まない大きな理由が「仕事がないから」です。それは特に、開発案件が東京に集中しているIT関連職で顕著といえるでしょう。
東京との繋がりを活かしながら、東京の案件も松本でシステム開発できる環境を広げているマイネットシステムの事業は、まさにそれを解消できる社会貢献だと感じました。

※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。(2016年8月)

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