井坪工務店　キャリアインタビュー2

住宅

有限会社井坪工務店

営業推進部松永栄子さん

■どんな就職活動をしていましたか

祖父の仕事だった「建築」に興味を持ち...

祖父が建築関連の職人で、建築関連の雑誌がいつも家にありました。建築関連の雑誌を好きで見ているうちに、何となく自分も建築の仕事をしたいと思うようになりました。

そして建築関連の専門学校に通うため、名古屋に進学しました。夜でも蒸し暑い名古屋の夏に耐えられず、生活するなら絶対に地元でと思い就職活動を始めましたが、当時は就職氷河期で、就職できるかどうかさえ不安な状況でした。

そんな時に学校の先生から紹介されたのが、井坪工務店でした。詳しくは知りませんでしたが、何となく地元でも聞いたことがあり、「和風のしっかりした家を建てる会社」というイメージがありました。

応募すると、選考後に2週間ほど時間をかけて、建築現場や展示場など様々な現場を案内してもらい、夜のBBQ大会にも招待してもらいました。私が初めての「女性の新卒入社」だったので、いろいろ気を使ってくれたのだと思います。

そんな気遣いも嬉しく、学校の先輩も2名入社していたこともあり、入社を決めました。

■今の仕事内容と入社してよかったと思うこと

設計、営業の経験を活かして

入社後は設計、営業と担当し、15年目の現在はアフターサービスや広報などバックヤードの担当をしています。

設計で図面や間取りを描いてきたので、間取りのこともよくわかりますし、営業で多くのお客様を担当してきたので家族構成も把握しています。そのため、アフターサービスもお客様にとって必要なことを早めにご案内できますし、広報すべきポイントなどもわかるので、現在の仕事は今までの経験を全て活かせているなと感じます。

また、弊社では、家を引き渡しする際にお客様に契約から完成まで、地鎮祭や上棟式などをまとめたDVDをお渡ししているので、このDVDの企画制作も担当しています。年間50本くらい制作しますが、お客様に「あのDVDよかったよ！」と喜んでいただけると、本当に嬉しいですね。

お客様とも10年来のお付き合いに

住宅の購入はお客様にとって、非常に大きな買い物だからこそ、様々な不安や強いこだわりを持つ方も少なくありません。私が営業になって初めて担当したお客様も、こだわりや不安の多い方でした。私も初めてなので、苦労も本当に多かったのですが、家が完成した時に、「あなたが担当で本当によかった。」とおっしゃっていただきました。

そのお客様は、その後も毎年イベントに来て下さり、担当させていただいてから10年経ちますが、今でもお付き合いが続いています。さらに、その方のご紹介で、親戚の方からリフォームや新築の案件もいただきました。

仕事を通じてこのように深く長い付き合いができるのも、「一生の買い物」のお手伝いをするこの仕事ならではの醍醐味ですね。

■就職活動をされる方へ

仕事の中に「好き」を探す気持ちを持って

新築でもリフォームでも、住宅の購入はお客様の人生でとても大きな出来事です。だからこそ、私たちの仕事はお客様の人生に深く関わることになります。

それだけやりがいもありますが、大変なことも多く、営業となれば土日は展示会となり、休みも不定期です。それでも私が続けてこられたのは、やはりこの仕事にやりがいを感じ、「この仕事が好き」という気持ちがあったからです。

最初から仕事を好きになるのは、なかなか難しいかもしれません。「好き」を仕事にできないこともあるでしょう。しかし、就いた仕事の中に「好き」という気持ちや「やりがい」を探していく気持ちが大切だと思います。

「好き」を探す気持ちがあれば、この仕事には大きな「やりがい」がありますし、「好き」と思える要素がたくさんあると思います。ぜひそんな気持ちを持って、応募してみてください。

※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。（2016年3月）

松永さんが働く、有限会社井坪工務店で働きたいと思ったら・・・