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トップインタビュー信州

教育

株式会社アイキューブ

代表取締役  矢崎勇人 氏

■業界の概要と企業の概要

子どもたちの夢と未来のために総合的なサポートのため、長野県内で最大規模となる40校舎の学習塾を展開するとともに、家庭用教材の販売を手がけている。

2012年に現在の社名に変更し、「教育」という壮大かつ永遠なフィールドにおいて、常に挑戦と変化を止めないアイキューブ。大学3年時に創業者である先代社長が急逝し、23歳で会社を引き継いだ若きリーダーの矢崎社長に、教育と長野県に対する熱い想いを伺った。

■事業と強みと今後の展開

「いずみ塾」では、人生の選択肢を広げるための学力アップを

弊社では、「いずみ塾」と「ベルーフアカデミー」の2つの業態を展開しております。

「いずみ塾」は、学校の成績でいうと平均点くらいの成績の小中学生たちをターゲットにしています。「楽しく学び、『いきぬく』力をつける」ことを教育目標とし、平均点前後の生徒でもトップ校を目指せるレベルにまで学力を引き上げて、生徒の人生の選択肢と可能性を増やすことを目指しています。

混迷の時代を生き抜くためには、夢を持ち、自立・自律する強さやたくましさ、向上心や探求心が必要です。そこで「いずみ塾」では、褒められる喜びを体感したり、できるようになったと実感したりと学ぶ楽しさを感じることで、その力を身につけてほしいと考えています。

トップを目指す生徒にハイレベルな授業を「ベルーフアカデミー」で

一方、「ベルーフアカデミー」では、「自ら学び、挑戦し、『新』を創り出すひとを育てる」ことを教育目標に、トップクラスの小中学生だけで構成し、県内ひいては全国トップレベルを目指していきます。開校してまだ3年ですが、内容を深く掘り下げた質の高い授業を行っている自負があります。

成果も出ており、2015年では松本深志高校、諏訪清陵高校を受験した生徒は全員合格いたしました。授業では生徒たちから予想もしない質問が飛び出すので「あの校舎に行くのは緊張する」と講師が思うほどです。

夢は、この「ベルーフアカデミー」からノーベル賞受賞者を出すことです。こうした方針の塾をもつ会社は、県内では弊社だけだと思います。経営的な面も含め、塾のセオリーから外れているからです。しかし、弊社は既成概念に捉われず、教育界を変えていくモデルプランを意欲的に提示していきたいと考えています。

2つの塾の目指すところは違いますが、クレド(経営理念)は同じです。それは「良いモノを提供する」ということです。学習塾にとって「良いモノ」とは、成績が上がること。塾にとって、これは至上義務です。しかし、弊社はそれだけではありません。成績が上がるプロセスで、できること、わかることを実感し、学ぶことが楽しくなることが大切だと考えています。この学びのプロセスを大切にすることが、アイキューブのコンセプトです。

長野県で一番「ひと」が育つ企業であること

人を育てる教育サービス業だからこそ、長野県で一番「ひと」が育つ企業でありたいと考えています。

教育サービス業の商品は「ひと」です。お客様に関わる「ひと」が商品であり、企業の代表です。社員全員が「ひと」と関わりながら、関わる「ひと」と共に、より高い目標に向かって成長していくことを目指しています。

この業界は、自分の仕事に対する結果が比較的速いスピードで返ってきます。社員には、良くも悪くも返ってきたものを受け止め、そこから学んで欲しいと考えています。

弊社では、入社後1~3年で1つの校舎をお任せするので、大変なこともあると思います。周囲を動かすには、まず素直さと謙虚な気持ちで自分を変え、周囲を巻き込んでいって下さい。

「塾」の概念を打ち破り、教育業界に一石を投じたい

今後の目標は、成果や成績を上げるための仕組みづくりを構築すること、そして他社との差別化を図っていくことです。

その取り組みのひとつとして、海外事業部を立ち上げました。教育フィールドに国境はなく、人財は世界中にいます。だからこそ、長野県から日本全国へと事業を展開していくと同時に、学ぶことに意欲を抱き続ける世界の子どもたちにも同じように、教育の機会を提供できるよう取り組むことが大切だと考えています。

そんな想いで、日本の教育を世界に広める活動を東南アジアからスタートさせました。

日本の教育を変える。さらにグローバル化が進むなかで、日本の教育を世界に広めていくという大きなスタンスで、教育者として現状に満足することなく常に前進を続けていきたいと思っています。

また現在、「現場の先生たちが、生徒指導に集中できる環境をつくりたい」「生徒さんの学習状況を一目で把握できるようにしたい」という発想を柱に、先生たちと連携をとりながら、自社オリジナルの生徒管理システム(ICC)開発を行っています。

これはタブレット端末や新たなネットワークの仕組みを取り入れた、これからの教育の形です。あわせて保護者の皆様に対しても、お子様の日々の現場の様子がさらに伝わりやすい、安心の環境・関係づくりが実現できることを目指しています。

■求める人材像は・・・

人こそ全てだからこそ、常にベストが尽くせるように

1人ひとりの個性を活かし、大きな形を創る文化は、アイキューブのこれまでの成長の源であり、私たちの社風であり、また誇りでもあります。

成長の過程では、多くの困難や苦しさも乗り越えてきました。その原動力は、常に1人1人がベストを出し合った、チームの力でした。困難をひとつ乗り越える度、苦しさを1つ乗り越える度、私たちは強いチームへと成長してきました。

チームとして、さらに成長していくためにも、教育を通じて、子どもたちの未来を創ることに生きがいを感じられる情熱のある方、人が好きでバイタリティや向上心にあふれ、常にベストが尽くせる方、そしてオープンな雰囲気の中で個性を発揮し、色々なことに挑戦してみたい方と一緒に働き、頑張っていきたいですね。

■ウィルウェイズが語る、エピソード オブ "社長"

子どもたちに学ぶ楽しさを教え、夢を持つ力を与えるには、そのサービスに携わる「ひと」の力や魅力が重要になってきます。そのためにも、最高のチームであることを目指していると語るアイキューブ。

「仲がいい会社だと思います」とおっしゃる矢崎社長の言葉通り、社内にはコミュニケーションを活性化し、そのチーム力を高めるための仕掛けが数多くありました。

例えば、毎年6月に開催される創立記念行事では社長賞や新人賞の他に、社員が投票して選ぶ社員表彰があります。

さらに社員同士のコミュニケーション活性化のための活動も多く、部活動は、バスケ部、野球部、囲碁部などの他、海人部、山人部などバラエティ豊富。毎月1回、部署間のコミュニケーションを図る飲み会や年1回の全社員研修、年2回の私服での全社ミーティングなども行われています。

なかでも最も特筆すべきが、「ガチャシステム」。年に数回「キャラガチャ」のカードを引いて、その後情報を共有し、他の社員から「いいね」がもらえると、「キャラ」が育って休暇が1日もらえたり、家族にバースデーカードが届いたり...といったものも。こうした遊び心も、チーム力を高めるためには実は欠かせないものなのです。

他にもCSR活動など、紹介しきれないほどの活動は、まさに他社にはないアイキューブならではのもの。

数々の活動や仕掛けに、「仕事は楽しく真剣に!」という言葉を大切にしているという本気度の高さを感じました。

※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。(2015年5月)

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