本文へジャンプ

信州人キャリアインタビュー

新聞

株式会社新建新聞社

新建ハウジング事業部 営業チーム 課長  太田達也さん

■どんな就職活動をしていましたか

「全国の魅力ある地域や人を応援する」そのスタンスに共感して

メディア関連の仕事を希望していたなかで偶然出会ったのが、新建新聞社でした。当時は「まちづくり新聞」(現在は名称変更)という媒体を立ち上げる時期で、「地域で頑張っている人、全国の魅力ある地域や人を応援する」というスタンスにとても共感しました。学生時代に訪れた海外で、日本の文化や魅力を伝えきれないもどかしさを感じ、日本のことをもっと知りたいとの個人的な思いもありました。

また説明会では、「和を大切にする」という日本人的な考え方、「困っている人を助ける」「家族を大切にする」ということの大切さを経営者が熱く語りかける姿も印象的でした。当たり前のことですが、当たり前のことをブレずにやり続ける(言い続ける)には、困難も多いように思います。この人は続けてこられたんだと。

そんな話を聞いていて、経営者の考えに共感できる部分が多かったので就職を決めました。

■今の仕事内容と入社してよかったと思うこと

6年間の記者経験の後、東京本社で広告営業へ

入社後は長野本社で6年間、「新建新聞」の記者を担当していました。その後北信支局に移り、イベント企画などを担当した後、「新建ハウジング」の広告営業として東京本社に異動となりました。

記者も営業も、「アポイントを取って人に会いに行き、人の話を聞く」という点では同じだと思っています。ただ、記者の頃は長野県内の方にお会いすることが多かったのですが、東京本社での広告営業になってからは、顧客先が全国となり、お会いする方から刺激をいただくことも増えています。

「社長と一緒に働きたい」自ら希望して異動

「新建ハウジング」への異動は自分で希望したものでした。記者の経験も長くなり、「(行きたいところがあれば)どこか異動していいよ」言われたので、三浦社長が当時編集長をしていた「新建ハウジング」を希望しました。

長野勤務時代は、三浦社長(当時編集長)との接点は1年に数回ある全体会議(長野に全社員が集まる会議)くらいでしたが、その時のプレゼンも際立っていて、「いつかはこの人と一緒に仕事がしてみたい」と思っていました。

実際に一緒に仕事をすると、三浦社長からは本当に多くの刺激を頂きました。予定の詰まったスケジュールや講演会でのスピーチ、打ち合わせに同席した際など、とても勉強されていて、情報量も広く深く、相手へのアドバイスも的確です。何よりも前向きで、「自分ももっとやらなきゃ」「もっとできることがあるはず」という気持ちなります。

営業というよりお客様との情報共有。売上よりも信頼関係を大事に

営業1年目は広告のみでしたが、2年目以降はセミナーやイベントの提案も増えてきました。

ただ、提案というよりは、話を聞きに行くという感じでしょうか。その時々のクライアントとの会話で、次に何ができるかを一緒に考え、予算に合わせて提案したり、予算がなければ情報交換のみで終わったりすることもあります。

クライアントとは長いお付き合いをすることになります。一時的な売上のために無理に営業したら、その後のお付き合いが続かなくなってしまいます。特に中小企業は予算も限られていますし、タイミングに合う新製品や新サービスがないということもあります。ただやはり目標はありますので、ぎりぎりまでは粘り、難しいようであれば別のクライアントを当たるようにしています。長い付き合いのクライアントを増やすことが結果的に数字に繋がっていくと考えています。

セミナーもイベントも事業全体を仕掛けていく面白さが

この仕事は、基本的にあまり外れたことでなければ、自分のやりたいことが何でもできます。編集も営業も仕事の自由度はとても高いと思いますよ。セミナー企画やイベント企画などは、方向性はもちろん、利益などの収支計画、集客計画、当日の運営面なども企画でき、事業全体を手掛けていく面白味があります。

ただその分、一人ひとりで自己完結する仕事も多く、ややもすれば誰が何をやっているのかわからなくなってしまいます。そこで、新建ハウジング事業部では毎週月曜日に情報共有のミーティングを行い、常時コミュニケーションが取れるように、フェイスブックやメールなどを活用しています。

■就職活動をされる方へ

フロアを自分たちで掃除する...基本的なところを大事にできる会社です

こういう仕事に向いている人は、「節度のあるおせっかい好き」の人だと思います。

「自分がいいなと思うことを共有したい」という思いが強い人が集まっていますし、そういう人は楽しく仕事ができるのではないでしょうか。

また、会社では自分たちのフロアの掃除を皆でしています。長野本社は自社ビルなので、トイレの掃除も当番で回ってきます。トイレ掃除なんて中学校以来で、入社当時は「清掃会社に頼めばいいのに」と思っていましたが、今思えば貴重な体験でした。

東京本社は貸しビルなので、共有部分は清掃会社が掃除をしてくれていますが、自社フロアは、週1回皆で清掃しています。社員にも素朴な人が多いですし、こうした人間として基本的なところを大事にしている雰囲気がいい会社だと思っています。

以前のメディア業界は、社員教育という概念はあまりありませんでしたが、今は社長を筆頭に社内全体に「若手を育てていこう」という雰囲気があります。だから、入社後も心配はいらないかと思いますよ。

※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。(2015年1月)

太田さんが働く、株式会社新建新聞社を率いる・・・

代表取締役社長 三浦祐成 氏 トップインタビュー

  • しあわせ信州
  • 美しき、深き、信州。
  • ふるさと信州寄付金
  • 広報ながのけん
  • NAGANOものづくりエクセレンス
  • 社員の子育て応援宣言
  • ビーなび信州
  • おしごとながの

pagetop