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■どんな就職活動をしていましたか

長野県から世界で戦える製品を...その技術に関わりたい

大学院では応用化学のバイオテクノロジーを専攻していました。周囲の友人には専攻を活かした分野で就職活動をしている人もいましたが、私は長野県に戻って地元で就職したいと思っていたので、職種や業種には関係なく、「地元の会社」「人のためになる仕事」という軸で就職先を探していました。

その中で見つけた会社がイースタンでした。長野県から世界で戦える基板をつくっている、全世界の人の手に渡るものをつくっている。そんな事業内容に魅力を感じ、その技術に携わってみたいと思いました。

説明会に行けない！でもあきらめずに問い合わせてみたら・・・

しかし、会社説明会の日程が学会と重なってしまいました。「どうしても行きたい！」と思って人事の方に問い合わせると、別日程の高校生向け説明会に参加させてもらえることになりました。さらに私が院卒でしたので、「技術を見ませんか」と技術センターを案内していただき、工程をゆっくり見る時間を作ってくれました。

その時に、大学OBの社員の方とも話す機会を頂きました。OBということでざっくばらんに話ができ、「全く知らない分野だけど働けるか？」と率直な不安をぶつけてみたら、「そういう人はいくらでもいるから大丈夫！文系学部卒で技術職場へ配属される人もいて、皆、新しいことを学んで力をつけて行くんだよ！」と言ってもらい、それならここで学んで知識や世界を広げていってみようという思いが湧いてきました。

「女性が長く仕事を続けられる」と、女性社員から聞いて不安もなくなり

さらに人事の女性の方とお話する時間も頂き、「女性が働く環境として実際のところどうなのか？」という話も伺いました。

出産し、子育てしながらでも働き続けたいと思っていたので、実際に働いている女性の方から、「産休や育休の制度もきちんとあって、利用している人もいるから働きやすいよ」と聞いて安心することができました。

説明会の日程が合わないときには、どうしようかと思いましたが、あきらめずに問い合わせてみたら、たくさんの話を聞くことができる良い機会をいただきました。このような対応をしていただいたことで、さらに、「この会社で働いてみたい」と強く思うようになり、内定を頂いた時には入社するのが本当に楽しみになったのを覚えています。

■今の仕事内容と入社してよかったと思うこと

仕事には緊張感があるからこそやりがいが

入社1年目なので、今は必死に仕事を覚えている状況です。現在は、製造部門に「どんな工程で製品をつくるか」を説明する仕様書の作成を担当しています。会社のデーターベースに入力して作成するのですが、製品を量産する際には、私の入力した仕様書データが基になるので、私が入力を間違えると、その後の生産ラインでは間違えた製品をつくってしまうことになります。このため、入力ミスがないようにしなければいけません。

他にも、お客様の図面の配布と回収をチェックする仕事などをしています。お客様の図面は機密文書ですので、配布先は最小限に留めるとともに、取扱いにも気を遣わなくてはなりません。どちらの仕事も緊張感がありますが、責任もある分やりがいを感じています。

入社当日に歓迎会の案内。そんな受入れが嬉しく

説明会や面接で人事の方の雰囲気がいいなと感じていましたが、実際に入社して、職場の雰囲気も同じようにすごくいいなと感じています。楽しい人がたくさんいますし、特に野球が好きな人が多く、私も野球が好きなので、野球の話でいつも盛り上がっています。

配属された職場では4年ぶりの新入社員だったこともあってか、とても歓迎してもらえました。配属日当日、課長に挨拶をした直後には、「歓迎会が○日なんだけど、空いている？」と声をかけてもらい、歓迎されている実感が湧いてとても嬉しかったです。

同期は40人いましたが、その中でも一番早くに歓迎会を開いてもらえ、同じ部署に配属になった同期とも「この部署でよかったね」と話していました。その歓迎会も、とても楽しかったですよ！

■就職活動をされる方へ

1度来てみたらきっと、「ここで働きたい」と思いますよ

技術のことも、見聞きする単語も初めてのものばかりで、大学院時代よりも勉強は大変です。しかし、新しいことに挑戦してみたい方には、勉強になることが多く、職場の雰囲気もいいのでとてもいい環境だと思います。

また、研修期間でも「わからないことは必ず誰かに聞いて。忙しそうでも必ず聞いて。」と何人もの講師の社員の方が言ってくれたので、その後の現場でもとても質問がしやすかったです。自分で調べるということは大切ですが、わかる人に聞くということもとても重要であることを実感しました。質問しやすい環境であることは新しいことに挑戦しやすいと思います。

半導体パッケージの基板ということで、馴染みのない分野に不安に感じるかもしれませんが、1度来てみたらきっと、「ここで働いてみたいな」と思えると思いますよ。

※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。（2014年11月）

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