建設
株式会社宮下組
建築部 A.S.さん
■どんな就職活動をしていましたか
祖父の仕事に興味を持って、建築の世界へ
私の祖父は地元で大工をしていました。それを近くで見ていたこともあり、以前から建築関連の仕事をしたいと思っていました。
建築関連の専門学校に入り、建築関係の求人を探していたところで地元の宮下組の求人を見つけました。母校の中学校の建て替え工事も宮下組でしたし、地元で新しい建築物の工事現場の多くが宮下組だったので興味を持ち、私もそこで働きたいと思い、入社試験を受けようと決めました。
その後インターンシップに呼んでいただき、職場の雰囲気を体験しました。その時に、皆優しくて、ワイワイやっている感じがいいなと。そして、そのまま選考を進めて、内定をいただき入社を決めました。だから、他の会社は応募していなくて。宮下組一筋でした(笑)。
■今の仕事内容と入社してよかったと思うこと
学ぶことは多いけれど、完成時の喜びは大きい
今は入社2年目。1年目は見積もりの手伝いなどでしたが、最近は自分で担当する仕事も増えてきました。図面などわからないことも多いですが、現場で教えてもらいながら、今学んでいるところです。
現在の仕事は、現場代理人のサポートや、基礎工事を行っている現場の墨だしをしています。墨だしとは、工事の基準になる線で、柱の中心線や「ここにこの器具がつく」という高さなどを書いていくことです。他には、検査用の書類の作成など、日々の書類の作成も多いですね。書類の作成は、学校で習ったこととはまた違う大変さもあります。
今までに個人住宅の建設が1件、県営住宅の改修工事が3件、金融系の店舗改修工事、5階建てのビル、保育園の建設など7件の工事に携わりました。初めての現場は個人住宅で、最初から完成まで担当させてもらいました。お客様とも仲良くなれましたし、完成時にとても喜んでいただいたので、人の役に立てたことが実感できました。この仕事は初めての案件だった分、喜びや達成感も大きく、印象に残っています。
小さな「嬉しいこと」が、日々たくさんあります
宮下組は、地元では昔ながらの老舗企業です。知名度もありますし、インターンシップで体験するまでは、老舗ならではの固さやプライドみたいなものがあるのかと思っていましたが、実際にはそんなことは全くありませんでした。
社員の方はとてもフレンドリーで、優しい感じですし、わからないことがあれば何でも教えてくれますし、失敗してもフォローしてくれます。私自身、仕事としてはまだまだですが、ちょっとした手伝いやサポートの仕事でも「手伝ってくれてありがとう」「いてくれてありがとう」と声をかけてくれます。
小さなことでも感謝の言葉を言ってもらえるのは、役に立っているかなと感じられて嬉しいですし、見守ってもらっているなという安心感もありますね。
■就職活動をされる方へ
モチベーションが維持しやすい環境です
就職活動に関しては、自分が気になる会社には、どんどん自分から電話するなど連絡をとって、積極性や元気の良さをアピールすることが大切だと思います。私の場合は、合同説明会で「応募します!」と積極的にアピールしました。
建築業は男性の職場のようなイメージがあるかもしれませんが、「女性だから...」ということはありません。私も学生の頃は、「女性は設計のみ」という先入観がありましたが、現場の仕事があることも知りましたし、今はこちらのほうが楽しいです。だから安心して応募してほしいと思います。
ただ、幼馴染は私がすぐに辞めると思っていたみたいですけどね(笑)。会うと、「まだ続いているの?」と言われます。確かに学生時代は、「嫌だな」と思ったらすぐに投げ出していました。でも社会人になってからは、嫌だなと思ってもまずはやってみるようにしています。「やってみてよかったな」と、これまでには気づけなかった達成感を新たに味わうことができますので。 そして、気がつけばその仕事も好きになり、私も成長できたかなと思っています。
※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。(2014年9月)
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