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信州人キャリアインタビュー

建設

株式会社宮下組

土木部  荒木 潤一さん

■どんな就職活動をしていましたか

地元では抜群の知名度の会社。自分を試す気持ちでチャレンジ

もともとは北海道出身で、18歳で上京して以来、土木の仕事をしていました。

最初は現場で、重機のオペレーターをしていまして、日本全国各地を転々とする転勤族でした。

20歳で結婚し、24歳まで転勤族として各地で働いていましたが、その当時業界全体が厳しくなりつつあり、またいずれは妻の実家のある上田市にIターンすることを考えていましたので、このタイミングで長野に来ることにしました。

Iターンした当初は佐久市で働いていました。しばらくして不景気の影響で、その会社の業績が厳しかったことと、やはり上田市内で家族の近くで働きたいという思いもあり、転職をしたのがこの会社でした。その時の転職活動では、面接を受けて自分を客観的に見てもらい、自分に見込がなかったら土木の仕事を辞めようと思っていました(笑)。

当時、佐久市で土木の仕事をしていた時に、1番名前を聞いたのが「宮下組」でした。だから転職活動でも、宮下組を受けてみようと。やはり地元では知名度が抜群ですから。それに宮下組だったら、今までの経験を活かして、さらにスキルアップできると思ったのです。「ここで自分を試したい」という思いがありました。

■今の仕事内容と入社してよかったと思うこと

人間性・考え方なども学びながら、3年目で現場代理人へ

入社して1年目は現場代理人の元で、宮下組の考え方、社風、人間性などを学びました。あとは、書類の作成方法ですね。どんな理由でどの書類を作成するのか、理解しながら仕事を覚えていきました。

2年目で岡谷の新和田有料道路や、橋梁工事の仕事を担当しました。この時に現場補助として仕事に就き、現場管理で安全管理、各下請会社への連絡や調整、現場の写真管理、工期管理、現場の施工管理、などの経験を積みました。慣れない初めてのことも多く、いろいろ大変でしたけど。工事の時期がちょうどお盆過ぎから年末までと残暑も厳しい時期だったこともありますが、15キロ痩せました(笑)。しかし、この現場を機に、管理の仕事に携わるようになりました。

今は3年目。電線の地中化工事にむけた現場の現場代理人をしながら、他の現場のサポートもしています。

社風は紳士的。自分はちょっと色が違うかもしれないけど(笑)

私はこれで3社目ですが、今までいた他の会社と比べると紳士的な会社だなと思います。いい加減さがないというか。どの会社にいっても「癖のある人」は必ずいましたが、そういう人はいませんね。話しやすいし、相談もしやすく、気持ちのいい人しかいません。私はちょっと色が違うかもしれませんが、受け入れてもらいましたし(笑)。でもおかげで、人間関係のストレスは感じません。

「あれ取ってくれない?」「ああ、あれね」とそんな会話で意思疎通ができます(笑)。主語がなくてもわかる、阿吽の呼吸ができることが嬉しいし、気持ちいいですね。お互いのことをそれだけわかっているということですから。

あえて1つ難を言うとすれば、後輩が少ないことです。私が2番目に若いんですよ。若い方が入社して、一緒に会社を盛り上げていけたらと思っています。

■就職活動をされる方へ

目の前のことを1つ1つ積み重ねて

どんな仕事でも大切なのは、やる気です。わからないことがあったら、何でも聞く。1年目から仕事ができる人はいないので、1日1個でもいいから何か覚える。ちょっとしたことでも、覚えていけば1年で多くのことを覚えられます。

私自身も、それを自分の信念としてやっています。そして、最初はスコップ一つで穴を掘っていたけど、今はその現場を管理する立場になりました。ここまで1つ1つを積み重ねて、気づいたらたどり着いていたんです。

何か目標を持ってやることはとてもいいことですが、いざ目標に到達してみると「何か違う」なんてこともあります。だから、高い目標を目指すのもいいのですが、目の前の1つ1つを積み重ねていくこともとても大事だと思います。

目標が高すぎると、現実とのギャップに苦しむことになります。だから急がずに、地道に階段を1つ1つ上がるように、舐めるように仕事を味わって完全にこなしてから次に行く。そうすると、仕事のミスもありませんし、着実に進歩できますから。

土木施工管理技士1級も取得、広がる仕事

宮下組に入社して、土木施工管理技士1級も取得できました。会社としても応援してくれましたし、1級が取れなかったら辞める覚悟で勉強しましたね(笑)。1級の試験には論文があるのですが、宮下組での経験が書けたから合格できたと思っています。1級を取得できると、受注できる工事の上限金額が広がる等のこともあり、仕事の幅も広がります。これも目の前の1つ1つを積み重ねた結果だなと思っています。

現場代理人は8~17時で帰宅できる仕事ではありません。現場の工事が終わった後に、書類を作るなど様々な仕事があります。

でも、自分の都合に合わせて仕事ができます。意外に融通が利いて、例えば子どもの入園式や運動会に参加する時間が作れていいという社員の方もいます。この仕事ならではのメリットですよ。

※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。(2014年9月)

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