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信州人キャリアインタビュー

公益・特殊・独立行政法人

塩尻商工会議所

総務課 主任  山田 崇さん

■業界の概要と企業の概要

昭和24年に設立された塩尻商工会議所の現在の会員数は約2000。企業の活力と地域社会の創造のために、経営相談、人材育成、能力開発、各種講習会・研修会などを企画、運営している。また、商業振興事業、観光振興事業など地域活性化に向けた様々なイベントを実施しています。

今後、さらに会員企業の役に立ち、地域を活性化していくためにはどうしたらいいのか。今回のインターンシップでは、そのための意識改革、経営改革につながる重要な役割も期待されている。

■インターンシップ内容と現状の課題

「塩尻商工会議所は何ができるのか」その核心に迫る役割です

今回、塩尻商工会議所で初めてインターンシップを募集することになった背景は2つあります。

まず1つめが、今年から会員企業様へのインターンシップコーディネイト業務がスタートしたことです。そこで自らも受け入れをし、受け入れ企業の課題を体験することで、受入企業様へのよりよいアドバイスやサポート、また塩尻市でのインターンシップの拡大につなげたいという思いがあります。

もう1つが、学生の若い力と行動力を借りて、塩尻商工会議所の経営革新、意識革新をしていきたいということです。

商工会議所という組織がどんなことをしているか、想像がつきますか?わかりにくいですよね。「商工会議所が何をやっているかわからない」。会員企業様からも言われますし、私自身も仕事をしてみるまで、よくわかりませんでした(笑)。

実際には、塩尻商工会議所は中小企業相談所も兼ねていて、企業の皆様に対して支援できること、役に立てることがたくさんあるのです。たとえば税務、融資、数多くの補助金に関するアドバイスや、専門家派遣として会議所に登録されている専門家を無料で派遣する制度もあります。しかし、そのなかで、誰のために何に注力していくか。それがわかりにくくなっているという課題があります。

実際には、塩尻商工会議所は中小企業相談所も兼ねていて、企業の皆様に対して支援できること、役に立てることがたくさんあるのです。たとえば税務、融資、数多くの補助金に関するアドバイスや、専門家派遣として会議所に登録されている専門家を無料で派遣する制度もあります。しかし、そのなかで、誰のために何に注力していくか。それがわかりにくくなっているという課題があります。

たとえば、商工会議所では毎朝の朝礼で「お客様の笑顔のために自ら考えて行動する」という言葉を復唱しています。改めて、この「お客様」とは誰なのか。「笑顔になる」とはどんな状態で、そのために何に注力していくのか。スローガンの内容・意味を明確にし、スタッフで共有することにより、商工会議所が目指すべきところへ一致団結して向かうことが可能となります。

この課題を解決するために、今回のインターンシップでは「商工会議所は誰がお客様で、何が強みで、お客様にどういう状態になっていただきたくて、何ができるのか」を明確にし、ホームページなどで発信してほしいのです。具体的には、商工会議所の会頭・副会頭を筆頭に、90人の議員、そして12人の職員に「誰のために何をやっているのか。どういう組織であればいいか」を取材しまとめていただきます。

このシンプルな問いかけはとても重要ですが、日常では改めて確認する機会がなかなかありません。それをインターンシップの機会と学生の立場を活かして明らかにし、共有できるよう発信してほしいと考えています。

地域活性イベントにも参画し、学生ならではの視点とアイデアを

また、この経営革新以外にも、通常の商工会議所の業務も携わっていただき、学生ならではの視点を活かしてほしいと考えています。

それが、9月に開催される「木育フェスティバル」と10月の「ハッピーハロウィンinしおじり」、そしてシブヤ大学と協働で行っている「人に会いに行く旅」です。

「木育フェスティバル」は市役所と一緒に進めている木育推進事業の1つですが、この広報に携わっていただきます。当日の集客のための広報もありますが、そもそも「木育」という考えを広めるにはどうしたらいいのか?という根本的なことに関わる広報も考えていただきたいと。イベント以外でも木育の考えを多くの人に知ってもらう手段はあると思うので、その可能性を一緒に模索してもらいます。

また、「ハッピーハロウィンinしおじり」は商店街に約7000名が集まる大規模なイベントで、今年で18回目を迎えます。ここでは20回目を迎える3年後までに、どんな商店街になっていたいのかを、一緒に考えていただきます。

「人に会いに行く旅」では、今年は「親子」というテーマで、親子で事業を行っている企業に各世代の視点からみた事業について取材に行く企画が決まっています。この取材に同行し、旅の参加者へのおもてなし、サポートをしていただきます。この企画では都心部からの参加者や企業の方など多くの方に出会い、「仕事」に対する考え方について多くの気づきが得られるでしょう。それを自分自身の仕事を考える上での財産にしてほしいですね。

50年後も100年後も選ばれ続ける街になるために

塩尻市は、よくある「地方都市」です。今、全国の地方都市が地元商店街の衰退や若者の流出など同じような問題に頭を悩ませています。だから全国で成功していることは、塩尻でもマネができますし、塩尻で解決できたことは全国でもマネができます。地域活性化といっても、その地域だけでなく、各地域で情報共有したり、協働したりと、連携していくことが本当の活性化に繋がると思っています。

例えば、田舎の地域間連携として今年の「ハッピーハロウィンinしおじり」では中国四国地方の物産展が初めて行われます。これは、地域イノベーター養成アカデミーで知り合った中四国の方とのご縁で、生まれた企画です。地域間で連携するからこそ、今までにない面白い企画も生まれます。

そして生まれた企画に対し、「あ、おもしろいことやっているな」と都心部からも人が集まって、地域の新たな魅力に気づき、地域経済が潤うことが地域活性化になるでしょう。

50年後も、100年後も、ここに住みたい、ここで子育てをしたい、ここで事業をしたいと思ってもらえる街になれるように。そのためには一体どうしたらいいのか。塩尻商工会議所も、それを目指して中長期のビジョンを考えていかなければいけません。

今回のインターンシップで明確にしていただく関係者の思いや、課題がそれに向けた第一歩だと考えています。とても重要な仕事です。ぜひチャレンジしてください。

■求める人材像は・・・

「何のために働いていくのか?」という問いに、真摯に向き合える人

このインターンシップでは、できれば大学1~2年生の方に参加していただきたいと考えています。今回の仕事を経験し、社会人と触れることによって、誰が何のために働いているかが見えてきます。それを感じて、「自分のやりたい仕事」を考えてほしいのです。

そして自分のやりたい方向性を明確にしたうえで、残りの大学生活で何を学ぶか決め、やりたいことに向かって絞った就職活動をしてほしい。そうすれば、3年生になってから仕事や就職活動を考えて、なんとなく決まった会社に就職する...ということがなくなります。

また、塩尻商工会議所としても、いい企業は50年、100年と続いてほしいですし、そこを選ぶ若者にもしっかりと知る機会を作りたいという思いがあります。中信地区を選んで帰ってくる人を行政と連携して長期的な視点で支援していくという活動があるということも、今回のインターンシップを通じて知ってもらいたいですね。

私はこれを単なる就業体験とは考えていません。塩尻商工会議所って何のためにあるのか。自分で働くとしたら、何を目的に誰を幸せにするために働くのか。自分のために、仕事について真摯に向き合うきっかけにしてほしいと考えています。

※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。(2014年8月)

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