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■UIターンをしようと思ったきっかけと会社を選んだ理由

大学時代に慣れ親しんだ長野へ、もう一度

もともとは他県出身ですが、大学時代を長野で過ごして以来、すっかり長野が居心地よくなってしまいました。卒業後も長野で働いていましたが、九州のホテルに転勤となりました。大学時代の友人はほとんど長野近隣にいますし、空気や水が自分に合っていたので、いつか機会があれば長野に戻りたいと思っていました。

そんななか、知人の紹介でヒカリヤヒガシでの仕事を紹介していただきました。話を紹介いただいてから、あまりにもすぐに転職の話がまとまったので、上手く行き過ぎて、戸惑いがありましたね（笑）。しかし、ずっと願っていたIターンでしたので、これもタイミングだと思い、転職を決めました。

■今の仕事内容と入社してよかったと思うこと

「また来るよ」その一言のために

現在の仕事は、ヒカリヤヒガシでの接客業務になります。入社してまだ２か月目ですので、１つ１つできることが増えてきているという段階です。覚えることはいろいろありますが、同じ社員の方に「来てくれてよかったよ」と言ってもらえて嬉しかったですね。

接客では、様々な場面での気遣いが必要です。たとえば、予約一つにしても、お客様がどのようなお席で利用するのかを確認させていただき、お料理の提案をします。結納や接待など、その場に合ったお席や座り方、お料理の出し方があります。それをきちんと把握できれば、よりヒカリヤヒガシでのお食事の時間を楽しんでいただけるようなサービスにつながりますから。

「もっとこんなこともできたのでは...」と思うこともありますが、そんななか「また来るよ」「今日はゆっくり話ができてよかった」とおっしゃっていただけるととても嬉しくなります。

もちろん、サービスだけではなく、お料理やお店の雰囲気などすべてに対しての一言なのですが、やはりお客様に喜んでいただけるのが、一番のやりがいになります。

■これからUIターンを考える方へ

日本文化の良さを改めて知る機会にも

ヒカリヤヒガシでは、季節の行事に合わせたお料理を、季節の旬を取り入れた食材でご用意しております。それをお客様に提供するために、改めて日本文化や日本料理について学ぶことも多いです。

たとえば、「節句の意味とは？」なんて、今までよく知らなかった日本の風習について深く知る機会があります。季節のイベントは、スタッフとしても本当に楽しめます。

120余年の雰囲気ある建物で、会食を楽しんでいただくというと華やかにも見えますが、スタッフは体力勝負です。お客様をお迎えするため、お客様に心地よく過ごしていただくためには、見えない部分で多くの準備や配慮があります。その裏方の仕事も含めて、接客が好きだといえることが大切だと思います。

※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。（2014年6月）

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