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トップインタビュー信州

セキュリティ

株式会社グローバル警備保障

本社マネージャー  佐々木今朝幹 氏

■業界の概要と企業の概要

土木建築、舗装工事などの現場だけでなく、オープンしたばかりの店舗やイベント会場、鉄道工事の現場など。今や警備が必要とされる場面は広がり続けている。2020年の東京オリンピックを控え、建築需要が高まる都内への応援ニーズもある。

現場での事故を防ぎ、工事や店舗、イベントなどのスムーズな運営を図る。今、警備の仕事へのニーズは年々高まっているようだ。

■事業と強みと今後の展開

思わぬところに潜む事故のリスクを避けるために、高まるニーズ

警備会社が日本に生まれたのは、1964年の東京オリンピックがきっかけでした。その後各地に警備会社が設立され、一般道路や建築現場など危険性がある場所で警備員の需要が生まれました。

その後、1998年頃から、建築・工事現場での事故が増えてきたこともあり、警備員の必要性が高まってきました。警備員をつけないで事故が発生すると、その損害賠償は大変な額になります。そんな背景もあり、現在では「警備をつけないと工事ができない」という状況が発生しています。

事故は「こんなところで?」と思うような場所で発生し、危険性はどこにでも潜んでいます。

例えば道路工事の現場では、車が止まっている列の後方で、よく事故が発生します。わき見して、前の車が止まっていることに気づかないことが原因で、全国では死亡事故も起きています。

そこで、昔は工事個所の手前に一人という需要でしたが、今では工事現場から離れた場所で徐行運転を促すための誘導員も必要になってきました。また最近では、全国的にもイベント会場での事故が増えており、イベント会場での警備需要も高まっています。

各現場をより安全、安心なものにするために。今後も様々な場面に、警備需要が広がっていくと予想されます。

土木建築からお祭りや各種イベントまで。幅広い分野での対応が可能

こうした業界動向のなかで、弊社の強みは幅広い分野での警備対応が可能なことです。実際に、土木、建築だけでなく鉄道工事やイベント関係、お祭り、スポーツ関係、AC長野パルセイロの試合や長野マラソンなどのイベント関係も数多くやらせていただいています。

また、休日のスーパーの駐車場や大型店舗オープン時も、お客様のスムーズな誘導には誘導員が絶対に必要な場面です。今まではお店の方や関連の方がやっていた場面でも、今は警備会社に依頼されるケースが増えました。

他にも観光地での警備もあります。例えば黒部ダムにはこの時期、全国各地からバスがきますので、平日も含めて毎日のように警備員が行っています。

弊社が対応しているエリアは長野、山梨、新潟、群馬ですが、今後は東京オリンピック関連で都心部からの需要も出てくると思います。東京オリンピック関連では多くの工事が動きます。1社で対応できる規模ではないので、弊社はセコムの協力会社として要請に応えていきたいと思っています。

安心、安全、満足のために...警備で重要なのはマナー

警備の仕事はサービス業です。サービス業である以上、マナーは非常に重要です。今はマナーや言葉遣いが悪いと、すぐに現場からクレームがきます。

一般の方も見ていますので、総合的なマナーで不快感を与えないことが大切なのです。

そのために必要なのが、服装、言葉遣い、立ち居振る舞いへの配慮です。私自身、前職では30年以上冠婚葬祭業に携わっていましたので、マナーの重要性は身に染みています。お客様は一目会った瞬間に人となりを判断しますから、サービス業として相手によい印象を与えることはとても大切。「安心、安全、満足」という弊社の経営理念を実現するためにも、マナーが基本なのです。

新人研修では、マナーを徹底して行います

ですので、新人研修ではマナー研修に力をいれています。特に今、学校ではマナーの授業がありませんので、警備実務の研修を4日間、他にマナーやマナーに伴う研修で10日間ほど行います。

もちろん、マナーは何日間研修をしたから大丈夫というものではありません。社内の先輩が日常のなかでやってみせることが大事です。掃除や挨拶をきちんとする、呼ばれたら返事をきちんとするという姿を日常でやってみせて初めて、「マナーが大切」ということが新入社員に伝わります。ですので、これは会社の方針として取り組んでいます。

こうしたマナーは世の中では、実技よりも重要視されています。社会人としての人生の出発点となる弊社で、それをきちんと学んでほしいですし、しっかり心して現場に出てほしいと思っています。

そして一言 気遣いの心を伝えるコミュニケーションを

また、マナーを基本にしたうえで、大事なのが周囲とのコミュニケーションです。工事現場なので、音がうるさかったり、いつもは止まる必要のない場所で車を止められたりと、通行車両や一般の方にご迷惑をかけているのは事実。

だからこそ、私達がクッション役になって、周囲の方とコミュニケーションをとっていく必要があります。私達が表情豊かに、周囲の方に「申し訳ございません」という言葉をかけることで、気持ちよく協力していただき、作業する方も一生懸命作業していただけるような環境が作れるからです。

これをただ、黙って車を止めているだけだと、「いつまで待たせるんだ」ということになります。「申し訳ございませんが、しばらくお待ちください」と、「申し訳ございません」から始まることが大事なのです。

この気遣いの一言を遣えると、現場の満足度は高まります。その状態を目指していきたいですね。

警備業界のニーズはこれからも広がっていきます

警備の用途は幅広く、ニーズも広がってきています。新潟マラソンなどや都内からの需要など、受注するエリアも広がってきていますので、営業所を出しながら、きちんと対応していきたいと思っています。

警備員の方が活躍する場はたくさんありますし、これからオリンピックの準備に向けてさらに何百人と需要がでてくるでしょう。その需要をしっかりキャッチアップしながら、弊社ならではの安心・安全・満足なサービスを提供していきたいと考えています。

■求める人材像は・・・

働く意識があればできるから、難しく考えずに

一般道路の工事や土木建築の現場、またMウェーブなどのイベント会場や新幹線の建築現場と、警備が必要とされる場面は広がってきています。

警備の仕事は若い方でもすぐに覚えられますから、不安なことは全くありません。また、少ないですが、女性もおります。働く意識があれば、誰にでもできる仕事です。だから難しく考えずに、これから需要が広がっていくこの業界が面白そうだと感じた方にはぜひ、チャレンジしていただきたいですね。

■ウィルウェイズが語る、エピソード オブ "マネージャー"

一人で工事現場に立って交通誘導をしている。あまり人と話すこともない。警備の仕事といえば、そんなイメージがあるでしょう。しかし実際は多くの人と出会えることがこの仕事の良さだそうです。

「いろんな方に会えるのが、この仕事の良さなんです。

他にも、海外や全国各地からいらっしゃる方に出会える。知り合える。私自身、それが嬉しかったし、楽しかったし、やりがいにもなりました。例えば、長期間の工事現場の誘導をしていると、ご近所の方がりんごやぶどうを持ってきてくれて、『どうぞ食べてください』とかそういうコミュニケーションがあるんですよ。しかも、結構よくあることなんです。

仕事をしっかりやることで、そんな人間味のある触れ合いが生まれてきます。それがこの仕事の良さだし、それをぜひ感じていただきたいですね」

ちょっとした一言で周囲との快適な環境を作る。警備の仕事には、そんな温かな一面があることを今回教えていただきました。

※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。(2014年6月)

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