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信州人キャリアインタビュー

設備工事

ミツワヤンマー株式会社

技術営業部発電設備グループ 課長  今井敏貴さん

■会社を選んだ理由

営業にチャレンジしたい...未経験でも前職の経験が役に立つかなと。

前職では、建設業界で現場管理の仕事をしていました。いろいろあって転職することになったのですが、その時に、たまたまハローワークで検索して見つけたのがこの会社でした。当時は、会社の業務内容を正直あまり理解していなかったと思います(笑)。

ただ、「機械設備の営業」という募集があり、自分のなかにどこか「営業にチャレンジしたい」という気持ちがあったので、そこに惹かれました。

前職が建設業界でしたし、この機械設備の営業は、顧客先が建築業界に近いということだったので、営業職は未経験だけれども、前職の業界経験も少し活かせるのではないか、役に立つのではないかと思ったのです。

■今の仕事内容と入社してよかったと思うこと

非常用発電設備は、県内でトップシェア。その信頼を維持するために

入社して13~14年くらいになりますが、入社当時から非常用発電設備グループに配属されています。非常用発電機は、大きな保険みたいな商品ですね。

以前は消防法で建物の規模や用途、構造で設置することが義務付けられていたので、「法律で定められているから、設置する」という認識が多かったと思います。

しかし、東日本大震災以後は、全国的にも必要性が見直され、注目されるようになってきています。ここ数年でも全国ベースで受注件数も上がっていますね。ただ、建物の件数も限りがありますから次々にというわけではありませんが。

弊社の場合はヤンマーの特約店としての歴史も長く、基盤がしっかりしていますので、県内では圧倒的なシェアを頂いています。その信頼には応えていかなければいけませんので、技術関係部門やお客様への対応も信頼を損なわないよう、全社的にも意識してやっています。

だからお客様のためにと、営業、施工、メンテナンスと各部門が皆で力を合わせて、チームで働いているという意識がすごくあります。部門間の距離はとても近いと思いますよ。

入社4年目の大型案件が転機に。

「営業をやってみたい」という思いから転職しましたが、未経験ながらもお客様にかわいがっていただき、そして勉強させていただきながら、ここまでくることができました。

そのなかでも思い出深い仕事は、入社4年目で担当したある新聞社の本社ビルへの納入案件です。規模も大きかったですし、現場の管理も含めて、まだ駆け出しの私には非常に中身の濃い現場でした。発電設備は、この案件では上層階に設置することになったのです。何トンもする発電設備をクレーンで釣り上げて設置するのですが、初めてのこともわからないことも多かったので、社内で多くの人に聞きながら、仕事を進めていきました。

この案件は私の中でもチャレンジでしたし、会社にとってもそうだったのではと思います。今思うと、よくあんな大きな案件を預けてくれたなと思いますね。おかげで、いろんな意味でのステップアップになりました。

今でもそうですが、会社の経営陣は厳しいけれどしっかり見守ってくれます。当時も若手が担当する大きな案件を、ドキドキしながらも見守ってくれていたのではないかと。目標はありますが、過程をしっかり認めてくれるので、仕事はやりやすい環境だと思いますよ。

■これから入社を考える方へ

皆で仕事を仕上げていく、一体感のなかにやりがいを感じる方に

同じフロアで一緒に汗をかきながら仕事ができるのが、中小企業の良さだと思います。ほぼ毎日、全員と顔を合わせますから、「同じ釜の飯を食べている」という感覚が強いというか、家族みたいな感じがすごくあるのです。

だから仕事もいろんな意見を出し合いながら、皆で仕上げていくという一体感があります。コミュニケーションをとりながら、皆で仕事を仕上げていく。その一体感があるからこそ、達成感も格別なのです。

そんな環境で、チームワークで働くことに魅力を感じる方であれば、この環境はとてもいいと思いますよ。

※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。(2014年6月)

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