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トップインタビュー信州

建設コンサルタント

株式会社アクロス

代表取締役  市川九一 氏

■業界の概要と企業の概要

建設コンサルタントとは、公共事業のための設計・管理もしくは調査・企画・立案または助言などを業務として行う者を言う。その中に、公共事業を発注する行政機関のために、現場の測量や設計のコンサルティングを行う土木関係の建設コンサルタントがある。

アクロスは、この土木関係のコンサルタント業務を行っている。特に森林土木に強みがあり、県内だけでなく、山梨県など隣県の行政機関からも業務を受けている。

また災害後に、災害前よりもたくましい山にすることもアクロスの仕事。それは森を作り、空気を作り、水を作り、地球温暖化防止のために一役担うことにもつながる。

山と森林に近い、長野県ならではの仕事がここにはある。

■事業と強みと今後の展開

災害予防や災害復旧の工事を、行政機関がすばやく発注するために

弊社の事業は、災害を予防するために調査・測量をして、それを基に設計を行います。行政機関が土木施工業者に工事をスムーズに発注するためのお手伝いとなります。

また災害が発生した際には、復旧させるべくより早くそして正確に仕事を行わなければなりません。そのため災害時は仕事が集中します。早く復旧するため、約1カ月の間に測量・設計から、工事の予算を立てるための基礎資料作りまでしなければなりません。

災害復旧は緊急を要します。例えば、道路が寸断され、交通障害がおきれば、それをいち早く取り除かなければ市民の生活に影響してしまいますからね。

また、災害前よりもたくましい山林となるよう、山が崩れた箇所を緑化したり、そのお手伝いを したりするのも仕事になります。復旧するのと同時に、次に災害が起きないようにするのも重要な ことなのです。

こうした森林土木分野の仕事が、弊社の強みです。長年の経験がありますから、自信を持って取り組んでいます。

顧客と同じ気持ちになって、市民生活を考える

弊社の顧客は行政機関になります。行政の方々に「アクロスでよかった」と思っていただけるよう、一歩一歩確実に、堅実な仕事を心がけています。特に、行政の担当者の方は広い分野を担当しているため技術の専門家ばかりではありませんので、わかりやすい説明ができるよう心がけています。

また、行政機関のお手伝いですから、その向こうには市民の生活があります。行政機関が一番意識をしているのは市民の生活ですから、私達も同じ気持ちで市民の生活を考えながら取り組むこと が大切だと思っています。

森林土木の分野での強みを生かして、一歩一歩着実に

創業して8年、弊社は現場主義です。調査・測量から設計まで、年齢に関係なく、どんなに山の中でも必ず現場に行き、くまなく歩いて確かめることを徹底してきました。その結果、森林土木の分野では、業績を認めていただけるようになってきました。この分野に関しては、幅広い業務に対応できます。さらに技術を磨いていけるよう、社員にも関連の技術資格を取得するよう推進しています。

こうして森林土木の分野で、1つ事業の柱が立ってきましたので、今後はこの強みを生かしながら、もう1つ事業の柱を作っていきたいと考えています。それが若い世代、これから入社する世代に期待したいところです。基本は、一歩一歩着実に。行政機関から発注される仕事には、森林土木分野のほかに、農業土木や一般土木分野などがありますので、そこを強化していけたらと思っています。

今、社会全体で公共事業が増えています。行政機関からの発注も平成25年度、26年度は 増えてきている状況です。しかし、弊社としては一時的な活況はあまり追及しないで、とにかく一歩一歩を大事にしていくつもりです。

■求める人材像は・・・

入社後も勉強を続け、オープンな気持ちでいてほしい

土木設計の世界は勉強することがたくさんあります。入社後、自ら進んで勉強しながら仕事に取り組める方に入社してもらえるととても嬉しいですね。自ら学ぶ姿勢があれば、成長はとても速いです。

例えば、災害で崩れた山を直すのも弊社の重要な仕事です。以前「森を育てるために林道を整備する」という業務がありました。
この林道を設計したのは入社1年目の社員でした。自らの半年間の経験に加え、一生懸命勉強し、周りに聞きながら、完遂してくれたのです。

自分で勉強しながらなので、周囲からのアドバイスを理解するのも非常に早かったんですね。私達はフォローし、バックアップするので、それをキャッチできるようオープンでいていただきたいと思います。

弊社の現場は森林、山林ですので林業や山に興味があればうれしいですが、パソコンスキルがあることも望ましいです。今はデジタルの時代。仕事はすべてと言っていいほどパソコンで行うので、創業した私達の世代には少し苦手な部分。その面は、若い人の力を期待しています。

■ウィルウェイズが語る、エピソード オブ "社長"

アクロス様は県の外郭団体出身の社長が、当時の仲間と共に58歳で立ち上げた会社です。起業当時の8年前はリーマンショックで社会全体が不景気だった時代。厳しい中での船出をこのように語ってくれました。

「一番苦しい時期、これ以上厳しくなることはないだろうから、という気持ちでしたね(笑)。当時は、私は外郭団体に所属していましたが、外郭団体の見直しが行われ、規模を縮小することになったのです。全国的に建設事業を縮小しようという流れでしたからね。

しかし、縮小するといっても簡単に他の方にお願いするわけにもいかない。私は立場上、改革案は作りましたが、年齢的にも残るわけにはいかないと思い、同調してくれた3人の職員と今までの経験を活かしてやってみようと起業したのです。日常の食い扶持くらいは、なんとかなるのではと。」

そうして4人で設立したものの、1~2年の間は直接仕事をもらえることはなく、他の業者のお手伝いが多かったそうです。県の仕事ができるようになったのは、3年目から。そんな時代を 乗り越えて、4人で始まった事業も今は13名になり、新卒学生も採用するまでに成長されました。

山林の多い長野県で森林土木の分野に携わるということは、その技術は全国でもトップクラスといえるのではないでしょうか。アクロス様には、世代を超えて受け継いでいきたい知恵と経験が詰まっています。まさに長野県ならではの仕事といえます。

※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。(2014年5月)

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