本文へジャンプ

信州人キャリアインタビュー

旅行・観光

中央タクシー株式会社

旅行事業部チームリーダー  関 彩香さん

■どんな就職活動をしていましたか

留学から帰国して、遅めのスタートで...

留学から帰国してからの就職活動だったので、活動を始めたのは5月位でした。説明会などが一段落している時期で、最初はとにかく手当り次第様々な会社を受けていました。

そのなかで、旅行事業立ち上げのために求人を募集していた中央タクシーに出会ったのです。

中央タクシーは学生の頃から、舞浜浦安リゾート便を利用していましたし、旅行関連の仕事にも興味があったので話を聞いてみたいと思いました。

■会社を選んだ理由

興味のあった、旅行関連の仕事。そしてたくさんのお父さんとお母さん(笑)

選考は、2日間会社で過ごし、課題を与えられて最後にプレゼンをするというスタイルでした。2日間、会社で過ごすなかで、パートの方やドライバーの方がよく話しかけてくれて、とても雰囲気がいいなと思ったのです。

新卒採用は1名ということで、同期は誰もいませんが、この会社ならお父さんとお母さんがたくさんいる感じで、やっていけそうだなと感じました。興味のあった旅行関連の仕事が、いい環境でできそうだと。それが決め手となりました。

■今の仕事内容と入社してよかったと思うこと

「家からの旅」の企画と運営。立ち上げから手探りの楽しさ。

入社して上司と2人で、「家からの旅」事業を立ち上げました。未経験同士手探りで、新潟の旅行会社にノウハウをヒアリングしに行ったりもしました。

最初は県内の旅行からスタートし、現在では県外への日帰り旅行も数多く企画しています。「佐久市のぴんころ地蔵と鯉料理のツアー」は当初からのヒット企画で、いつの間にか「ぴんころ地蔵は3回行かないと叶えてもらえない」と言われるようになり、リピーターの方も多いのです(笑)。

2人で立ち上げた「家からの旅」事業部も今は5名に。私が入社した翌年から新卒の新入社員が3人配属され、チームリーダーとなりました。後輩の固定概念に囚われない発想で、企画のバリエーション豊かになり、私自身も旅行の概念ができてしまっていたなと、刺激になっています。

そして今は後輩育成も大事な仕事。自分でやってしまえば早い仕事でも、なるべく任せるようにして、成長する機会を作っていけたらと思っています。

次も、この方たちに喜んでいただけるツアーを

企画だけでなく、月に1回位はツアーに添乗しています。自分で企画したツアーが、本当に満足してもらえているかどうか、1日一緒に過ごすことでよくわかるからです。添乗していると、「食事はお口にあったか」「満足してもらえているか」など、お客様の反応がとても気になります。

ですから、最後に「本当にありがとう」と言っていただけると、とても嬉しく「次もこの方たちに喜んでもらえるツアーを企画しよう!」とモチベーションがあがりますね。

「これがやりたい」...「どんどんやりなよ!」そんな環境です

今の職場は「こんなことをやってみたい」というと、「早くやりなよ!」「どんどんやりなよ」と応援してもらえる環境です。それがとてもありがたいですね。

たとえば、2年目のときに、新潟のライブ公演のチケット付きツアーを企画してみたいと思いました。手に入りにくいチケットなので、チケットがついていたら嬉しいのでは、と。

チケットの事前購入が必要ですし、ツアーが売れ残るとチケット代が回収できないリスクがありますが、それでも「やってみなよ!」と後押ししてもらました。結果は大成功。

翌年には、東京の歌舞伎座へのチケット付きツアーなど、「チケット付ツアー」という分野の広がりになりました。

こうした仕事を通じて、「自分のやりたかった仕事ができている」という実感がすごくあります。

■就職活動をされる方へ

焦りもたくさんあったけど、最後までやって本当によかった

留学で、就職活動のスタートが遅れた分、周りの友達の就職先が次々に決まっていく焦りもありました。でも、最後まであきらめなかったからこそ、今の会社に出会えたと思っています。

「面接では、満場一致で関さんしかいないと決まったんだよ」とそんなエピソードも入社後に教えてもらいました。そんな話を聞くと、ますます期待に応えて頑張らなければ!とやる気になります。

今は自分がやったことに対してすごく褒めてもらえて、周りも皆いい人ばかり。同期はいませんが、そんな環境だからこそ、続けてこられたのだと実感しています。これも最後まで頑張ったからこそ、見つけたご縁ではないでしょうか。

※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。(2014年3月)

関さんが働く、中央タクシー株式会社を率いる・・・

代表取締役社長 宇都宮 司 氏 トップインタビュー

pagetop