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■どんな就職活動をしていましたか

長野で英語を使って働く・・・そんなことができるかな？

東京で進学し、在学中に1年間カリフォルニアへ留学。東京、海外と長野から離れたことで、生まれ育った地元を見直すきっかけになりました。周囲の人に支えられて育ったことや、地元の良さを再認識したら、これからは地元でゆっくり暮らしながら恩返しをしていきたいと。

人と関わるのが好きなので、営業をしたいと思っていましたし、さらに留学で習得した英語を使って、長野で働くことはできるかな？と思って就職活動をしていました。

■会社を選んだ理由

「気が済むまで育児をして、戻ってきてくれればいいから」

サイベックは、合同説明会で初めて知りました。大きく「英語が話せる人募集」と書かれているのをみて、興味を持ったのがきっかけです。社長や専務が本当に元気で優しく、面接を通じて話していくうちにここで働く姿が想像できてきました。社長が高校の先輩ということもあり、東京出張の際にはお茶したりしながら、就職活動全般の相談にのっていただいたこともあったんです。

それでも実は他社からも内定をいただいて、最後は本当に迷いました。結婚・出産しても仕事を続けていきたい。もう1社にはそれができるような制度がある。

そこで社長に相談したときに、「育児の大切さはわかっている。気が済むまで育児をして戻ってきてくれればいい。今は、制度はないけれど、それはこれから作っていくから、一緒に作っていこう。」と言ってもらえて。

この言葉に、大きな企業にはない、「自分で作り上げていける」中小企業の良さと魅力を感じて入社を決めました。

■今の仕事内容と入社してよかったと思うこと

「今までなら、こんなことできなかった」

VT研究所では、海外販路の開拓を担当することになっています。1年目の今は、自社製品について学びながら、営業サポート、海外のお客さまや代理店への対応、海外展示会の準備・出展などが仕事です。

教えていただくことが本当に多いですが、英語を使って海外に対してもスピード対応ができると、会社の役に立てているかなと、感じます。「今までだったら、海外からの問い合わせにすぐにメールを返せるなんてことはなかった。中小企業でもこれだけのことができるってすごいよね。」といつもお世話になっている先輩に言ってもらえたときは、本当に嬉しかったですね。

説明会でも元気な会社と感じたけれど、現実はその何倍も元気（笑）

社長や専務が本当に元気な会社だと思っていましたが、入社したらそのパワーは想像以上。さらに社員も同じように、とても勢いのある会社でした。

人がとても温かく、技術的なことは分からないことだらけで、延々と質問をすることになるのですが、皆イヤな顔一つせずに答えてくれます。だからとても学びやすいのです。

また、会社参観日といって、ご家族の方が仕事場を見に来る日があったり、昨年は他県の同業他社と愛知で合同運動会があったりしました。強制ではありませんが、多くの社員が参加して盛り上がってきました。次回は長野で開催となるのですが、楽しみです。

■就職活動をされる方へ

あきらめないで探せば、自分のやりたい分野に出会いがある

学生時代って、企業のことをよく知りません。特に、対消費者の商品やサービスではない、ＢtoＢの企業を知らず、「長野で就職するところはないのでは？」と思ってしまうかもしれません。

でも、「自分はこれがしたい」と思って、あきらめずに出会いを探せば、必ず思いが叶う場所があります。今私は、社長室で社長と机を並べて仕事をしています。わからないことをすぐにきけて、社長に直接サポートしてもらえる最高の環境で働けるのも、あきらめなかったからこそ、出会えたご縁だなと本当に感じています。

※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。（2014年2月）

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卯之原さんが働く、株式会社サイベックコーポレーションを率いる・・・

代表取締役社長 平林巧造　氏