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トップインタビュー信州

自動車・自動車部品

株式会社サイベックコーポレーション

代表取締役社長  平林巧造 氏

■業界の概要と企業の概要

世界でここだけにしかない設備で実現される、独自のCFP工法。その技術力の高さで、長野県や全国区での数多くの賞を受賞。2013年は、新興国にはできない価値を提供している工場として、日経ものづくり「強い工場アワード」で、全国の名だたる工場のなかから栄えある第1回大賞を受賞した。

自動車部品メーカーとして、大手企業からの信頼も厚いサイベックの強さの秘訣は、技術力の高さと、それを生み出す社風にありそうだ。

■事業と強みと今後の展開

独自の金型を世界唯一の設備でつくる、誰にもマネができない技術

弊社の主力製品は自動車部品ですが、他社にはない強みとなる技術が、CFP工法という精密板鍛造技術です。これによってお客様である自動車関連メーカーに「今まで2つ必要だった部品が1つで済む」「工数を低減できる」「コストを安くできる」という価値が提供できるのです。

CFP工法とは、「金属を一度に立体的に加工する」という冷間鍛造技術と、「金属を曲げる、絞る、穴をあける」といった板金成形を組み合わせて、順送りで立体形状に出来る。だから「厚板の部品を立体的にハイスピードで安く」できます。

この技術は、弊社独自で設計した金型と弊社専用の設備と機械を開発することによってできた、オリジナルの技術。世界中どこを探しても他にはない、強みなのです。

20億円の売上で、28億円の夢工場をつくった理由

今はコストダウンのために、海外に工場を移す企業も増えていますが、弊社はこの先もずっと、「日本でものづくりにこだわっていきたい」と考えています。

そのためには従来の製品や価値では通用しません。だから常にイノベーションを続けていく必要があります。そのイノベーションを生み出し続ける環境を作りたいという思いからできたのが、「夢工場」です。

ものづくりは、楽しむこと。既存にとらわれない発想で、「こういう環境なら気持ちいいよね」という思いを、社員と相談しながら私達の夢を形にしました。目指す環境に対して妥協をせずに工場を作り上げたら、20億円の売上に対し、28億円の投資となりましたが(笑)、「不景気のなかでの攻めの姿勢」と評価いただき、日経ものづくりで第1回「強い工場アワード」大賞をいただきました。

ものづくりは、先輩から受け継いだものに甘んじているだけでなく、踏み出して新しいものにチャレンジしていくことが大切です。「夢工場」の設立で、その環境を整えることができたと考えています。

「ものづくりは楽しい!」...だから父の会社に頼んで入社

弊社は父が創業しました。しかし、私は当初は跡を継ぐよりも自分で切り開きたかったので、留学して海外で働きたいと考えていました。その留学資金のために、父の会社で4か月アルバイトをしたのですが、この間に現場、加工、品質チェック、設計とすべてに携わることになりました。これが本当に楽しくて、忙しいながらのワクワク感を実感できたのです。

4か月が過ぎ、カナダへ1年間留学しましたが、海外に出て、改めて「日本はすごい」と気づきました。そして、工場で働いたワクワク感が忘れられなかったことや、一度海外留学したことで自分のなかでも踏ん切りがついたこともあり、帰国したら父の会社に頼んで入社しました。

創業者の二代目が、頼んで入社って珍しいでしょ(笑)?でもそれくらい、その当時のものづくりが楽しかったのです。

アイデアを形にする楽しさを...特別な開発予算の中身とは

自分のアイデアを形にするのは本当に楽しいです。しかしそこに至るプロセスには様々な壁があり、その壁をいかに乗り越えることができるかが重要であり、その経験が人を成長させます。だから社内には、社員がそれを実現できる制度があります。

自分のアイデアを形にするためにチャレンジする開発予算を設け、会社の方向性にあう製品の開発については予算を出すことになっています。イノベーションが起これば報奨もあります。

仕事に直結していると、「失敗できない」という思いから発想も固まってしまいますが、仕事の合間や就業後に自分の責任で開発する楽しさから、自由な発想で取り組んでほしいと考えています。この制度から実際に、新製品、周辺機器、新事業も生まれて育っているんですよ。

今後は海外販路開拓にも注力 日本の最先端技術を世界へ

今後、注力していきたいのは海外の販路開拓です。国内では各業界紙に紹介していただいたり、セミナーや展示会などを通じたりして、CFP工法の認知度は高まり、お客様からの問い合わせ増えてきました。

今、国内工場の海外シフトが盛んになるなかで、弊社は海外のニーズを国内で生産して輸出するという仕組みに特化していきたいと考えております。それには、弊社の技術力でどんなメリットが提案できるのか海外のお客様に知っていただくことが必要。ただ安いだけではない真の価値を、自分たちで創り出していかないといけません。

今後は、この海外顧客への技術提案に力をいれて、海外販路を開拓し、さらに「日本でしかできないものづくり」を追及していきます。

■求める人材像は・・・

なんでもいいから、「夢」を

「これがやりたい」という夢があって、初めて人は一生懸命チャレンジできます。私自身も、「留学したい」という夢をもって、その資金のために必死になった過程で様々なことを学びました。

だから、どんなものでもいいから、学生時代は夢を持って、何かに真剣にチャレンジしてほしいと思います。その過程で、いろいろ挫折を味わって、それをどう乗り越えたかが、大きな糧になるのです。そしてその糧があれば、入社してからも高い目標に向かってがんばっていけると思います。

ものづくりは、コミュニケーション。「情熱」が大事です

ものづくりは、一人ではできません。仲間の協力があって初めて実現できます。相手を理解し、感謝しあう気持ちなしに、自分の思いを伝えることはできないし、協力をしてもらうことはできません。

人間は感情で動く生き物。情熱をもって伝えることで、相手の感情も動きます。そんなコミュニケーション能力がある人は、いいものづくりができますよ。

■ウィルウェイズが語る、エピソード オブ "社長" 

サイベックコーポレーションには、「ものづくり未来塾」という制度があります。

これは、月1~2回、就業時間後2時間程度、現在の自分の仕事以外で興味がある分野の現場に行って、基礎的な部分を教わるという制度。40歳以下は学び、40歳以上は教える、という立場で運営されています。

たとえば、今は製造現場だけど、いずれは設計がやりたいという場合に、その制度のなかでCADを体験するということが可能なのです。それによって自分の適性や可能性を見つけることができる。

社員の発想を広げ、可能性を広げる独自の制度。独自の技術、そして社長の圧倒的なパワーに加え、これもサイベックコーポレーションの強さの秘密なのかもしれません。

※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。(2014年2月)

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