住宅
株式会社小林創建
インテリア・コーディネーター K.S.さん
■転職をしようと思ったきっかけ
「やはり自分のやりたい仕事がしたい」と転職
父親が建築関連の仕事をしていた影響もあり、自分もその分野で就職したいと考えていました。大学では環境デザインを専攻し、就職活動でも住宅関連やインテリア・コーディネーターを考えましたが、当時は難しく...。そこで勉強したことが活かせると思い、介護・福祉用具のレンタルや住宅改修を行う会社に就職しました。
何でも続けてみないとわからないので3年は働こうと思っていましたが、3年目に差し掛かる頃から、やはり自分のやりたいインテリア関連の仕事をしたいと思い転職を考え始めました。インターネットで「皆がどうやって転職活動をしているか」を調べたら、人材紹介会社を通じた転職手段があると知り、私も人材紹介会社2社に登録しました。
現職の仕事も忙しかったので、他の手段は使わずに人材紹介会社の紹介だけで転職活動をしていました。働きながら仕事を探すことや、面接の日程調整などイメージがつかず最初は不安でしたが、人材紹介会社を利用することでそれがクリアになったと思います。
面接で女性の先輩社員の話を聞いてホッと安心
小林創建を受けたのは、ウィルウェイズからの紹介がきっかけでした。地元の工務店ですし、両親も知っていた会社ということで会社には安心感がありました。
さらに面接時には、入社したら先輩となる女性社員(キャリアインタビュー登場のM.Jさん)が対応してくれて、ざっくばらんにいろいろと話ができ、入社後のイメージを掴むことができました。建築業界は男性ばかりのイメージが強かったのですが、それも払拭でき、未経験からでもインテリア・コーディネーターにチャレンジできるということで入社を決めました。
就職活動の時に「インテリア・コーディネーター」での募集はほとんどないと聞いていたので、こうした求人に出会えて本当によかったと思っています。
■今の仕事内容と入社してよかったと思うこと
念願のインテリア・コーディネーターへ
入社当初は先輩の下で、照明などのプランボードを作成する手伝いをしたり、打合わせに同席したりして仕事を覚えさせてもらいました。入社4年目になりますが、今では1人で全て担当させていただいています。
現在の仕事はモデルハウスにいらっしゃったお客様への接客と、契約が決まったお客様との内装関係の打合せになります。内装関係の打合せでは、お客様にイメージをきちんと伝えることがとても難しいですね。
例えば壁紙のサンプルはA4くらいの大きさですが、その大きさで色を見たときと実際に壁一面に貼った場合では、色の出方や印象が異なってきます。だからお客様がイメージしやすくなるように、3Dソフトで出力した図面に色を塗ってお伝えすることもあります。簡単な「ぬりえ」のようですが、結構大変なんですよ。
そして最も苦労するのは、照明器具の打合せです。照明の光のイメージを的確に共有するのは難しいので、見学会に来ていただいた方には「あのときのあの感じ」と説明したり、自分で手掛けた物件を撮影しておいて、それを紹介したりします。
お客様とイメージを共有するためのデータを蓄積していくためにも、この仕事にカメラは欠かせませんね。今はカメラといっても、スマートフォンで十分対応できますが・・・(笑)。
「こんなところで働けるなんていいね」とお客様にも声をかけていただき...
会社では見学会をよく行いますので、その際に家の中の飾りつけをするのもインテリア・コーディネーターの仕事です。
棚が多すぎると「どうやって飾り付けていいかわからない」という方もいらっしゃるので、毎日に取り入れられるような、生活感が伝わるようなディスプレイを心がけています。棚に本やお子様用のおもちゃ、キッチン周りにはスパイスなど、毎日の生活で使うものをディスプレイすることで生活感があれば、お客様もモデルハウスと自分の生活がリンクしやすいのではと思っています。
オシャレすぎて、「これって、モデルハウスだからでしょ(実際にはありえないよね)」という雰囲気ではなく、ちょっと背伸びすれば届くような生活のイメージが提供できれば、と。ですからお客様に、「飾りつけ素敵だね」「ディスプレイを参考にしたい」と言っていただけると、とても嬉しいです。
またCraftのモデルハウスでは、「こんなところで働けるなんていいね!」とおっしゃっていただいたこともありました。お客様からそう言っていただけるなんて、転職して本当によかったなと思います。
厳しい上司の一言でやる気に...社内の皆に支えてもらって
社内では私が一番下ということもあり、皆よく相談にのってくれます。いつもは厳しい上司も、頑張っていれば褒めてくれます。
以前、クレーム対応でとても大変な時期がありました。仕事が増え、なかなか終わらずに「帰れない...」と嘆いていたときに、その上司が「Sちゃんが(うちの社内で)一番伸びるんだから」と声をかけてくれました。クレーム対応と業務の量にモチベーションも下がっていた時でしたが、その一言に「期待してくれているんだ!」と一気にやる気になりました。その後仕事も頑張れて、クレーム対応も無事に済ませることができました。
インテリア・コーディネーターの資格も、転職後に勉強して取得しました。二次試験が難しく、休みの度に図書館に通ったり、資格取得の講座に通ったりしましたが、取得できたのは社内に同じ資格をもつ先輩がいたことが大きかったと思います。
上司に先輩と、社内では様々な場面で皆に支えてもらっているのを感じています。一番下は居心地がいいですね(笑)。でも、早く後輩や同僚ができればいいなといつも思っています。
■これから転職を考える方へ
自分の「やりたい」が叶いやすいから、仕事はすごく充実しています
ここは地元の工務店で、大手メーカーに比べればいい意味で規模が小さいので、「これがやりたい」という希望が叶いやすいと思います。だからやりたいことができ、自分が進化していける場ではないでしょうか。
他の社員の提案でしたが、以前「有名なディスプレイの先生に1度ディスプレイしてもらいたい」という希望で高山市からその先生をお招きし、実現させたこともありました。1回だけでしたが、いろいろ勉強になりとてもいい機会になりました。
今はインテリア・コーディネーターという、自分のやりたかった仕事ができているのですごく充実しています。今後ですが、もともと花や造園も好きなので、さらに勉強をしてエクステリアの領域も手掛けていきたいと思っています。
Craftモデルハウスの外構も社員総出で行ったのですが、それもとてもいい経験になりました。ゆくゆくはエクステリア関連の資格取得なども視野に入れながら、さらに「自分のやりたいこと」を仕事にしていきたいですね。
※記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。(2015年02月)
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